お客様にとって一番近い存在でありたい
INTERVIEW
2009年入社
PROFILE
経営学部 経営学科 卒業
駆動システム事業部 営業部 大阪営業課
日頃の仕事内容を教えてください。
ものづくりを間近で感じられる
ボールねじやボールねじアクチュエータと呼ばれる機械要素の国内営業をしています。代理店を通じた製品PR活動や、装置メーカーなどの設計担当者の方との仕様打ち合わせが主な内容です。打ち合わせの内容を社内の業務、技術、生産管理などの部署へ展開するのも重要な仕事です。その他にも展示会の企画、運営など活動の幅は多岐に渡ります。 機械部品という製品の特性上、お客様の製品開発から関わることが多いです。まだ世に出ていない製品にたくさん触れることができ、日本のものづくりを間近で感じられるのが当社の営業の醍醐味です。
今、力を入れている業務は?
お客様の課題に根気強く向き合う
採用になった製品の改善や改良に力を入れています。一度採用になって終わりではなく、使用されてからもっと精度を上げたい、もっと小型にしたい、コストダウンしたいなどの新たな課題が生まれてきます。そういった時に最初に声を掛けてもらえるよう、地道な営業活動を一番大事にしています。課題をいただいてから、提案、受注に至るまでに1週間も掛からない時もあれば、数年掛かることもあります。場合によっては前任者から引き継いでようやく受注に至ることもあります。ですので、改善や改良には根気強く取り組むことを心がけています。
職場や部署の雰囲気は?
上手にONとOFFを切り替えている人が多い
会話が多くて明るい職場です。部署に関係なく先輩社員の皆さんは親身になって相談に乗って下さるので新入社員の時は助かりました。これからは相談される側にならないといけませんね。営業職といえば24時間365日お客様に対応というイメージがあるかもしれませんが、BtoB営業なので就業日と休日はしっかりと分かれています。それもあるのかONとOFFを上手に切り替えている人が多いと思います。有給休暇の取りやすさにはびっくりしました。もちろん自分の仕事は調整する必要がありますが、とても働きやすい職場です。
入社してから今までで一番大変だったことは?
一つの目標に向かって社内外のたくさんの人と関わっていくのは大変でしたが、自分の成長を感じることができました
新製品の量産立ち上げには苦労しました。担当していたお客様から大量の発注情報を入手しましたが、工場の生産ラインが別の製品と被っており、注文を受けられるかわからない状況でした。早く生産体制を整えるため工場には準備を前倒しで進めてもらい、お客様へは頻繁に状況を確認しスケジュールを調整していきました。多くの人の努力の結果、何とか無事に受注することができました。一つの目標に向かって社内外のたくさんの人と関わっていくのは大変でしたが、自分の成長を感じることが出来た良い経験でした。
今後の展望や目標を教えてください。
業務の枠にとらわれずにチャレンジしていきたい
お客様にとって一番近い存在でありたいと思っています。近い存在とは理解することだと考えています。なぜ当社の製品を注文してくれるのか、何を求めているのか、常に疑問を持つようにしています。営業活動は担当エリアを中心に回りますが、必要があれば担当エリアを越えてお客様を訪問し自分の目で見て確かめます。最近ではお客様の海外生産拠点にも訪問し、製造現場で困っていることや課題を直接伺うことが出来ました。自ら情報を取りに行くことで理解を深めることが出来ます。これからも担当エリアや業務の枠にとらわれずどんどんチャレンジしていきたいと思っています。黒田精工はそれができる会社です。